おはよう、ニッポン!
ども、shiroです。
今日は私と一緒に暮らしている小型犬のシロについて書いていきます。
東日本大震災があった2011年の春に、私はシロと出会いました。
子猫のような小さくて白い子犬に、私は完全に一目惚れしたのでした。
今日はそんなシロとの暮らし中で体験した「ひとりで犬を飼う上で考えておきたいこと」について書いていきます。
ひとりで犬を飼ってみたいけど大丈夫かなー?
そんな疑問を持つ方に役立つ内容になると嬉しいです。
ひとりで犬を飼う前に伝えておきたいこと
犬は可愛い。
例えるなら、それは自分の子供の10倍可愛い。
これは、子供がいて犬を飼ったことがある人なら、おそらく全員が大きくうなずいてくれることだと思います。
以前、独身男性がSNSでこんなことをつぶやいていました。
犬がこんなに可愛いなら、自分の子供はどれだけ可愛いんだろう!
そう思うと結婚したい気持ちが強くなる
ノンノン、それは幻想です。
結婚?自分の子供?
独身だからこそ憧れるその言葉。
犬の可愛さと比べるなんて、とんでもないこと!
そのまま幻想を抱いて犬と一緒の暮らしを続けることをおすすめしたいと、知らない独身男性に対して強く感じたものです。
もう一度言います。
犬は自分の子供の10倍可愛い。
そして、自分の子供より500倍育てるのがラクです。
(私の体感です)
犬は嫌なことを言わないし世話がラク
私が考える犬が可愛い理由は次の4つです。
- 犬は言葉をしゃべらないから、嫌なことを言わない
- 犬は自立できないから、ずっと頼って来る
- 犬は身のまわりの世話がシンプルなので、こちらが悩むことが少ない
- 犬は人より寿命が短いため、今この時間を大切に思える
まず、言葉が話せないというのは、想像以上にこちらにストレスを与えません。
大好きなペットとおしゃべりできたら、もっと楽しい時間を過ごせるのに!と思う人もいるかもしれませんが、それは恋愛初期の気持ちに似ています。
大好きだった人とも、ずっと会話を楽しめるのは最初だけ。徐々に悲しいことや辛いことが増えるのは、嫌なことを言われるからです。
家族との関係だってそう。
遠慮なく言われる言葉に傷ついたことがあるのは、私だけじゃないはずです。
犬はしゃべりません。
じっとこちらを見つめて、ちょっと小首をかしげてみせます。なんて可愛い!可愛いとしか言いようがありません。
言葉がなければ世界は平和になるのでは?今ではそんな風に考えるようになりました。
犬は自立できません。
自分でご飯や水を見つけてくることはできないので、いつも飼い主に頼っています。
そのため飼い主は、犬の世話をする必要があります。
- ごはんや水をあげる
- 部屋を整えてあげる
- 毛やツメを整えてあげる
- 適度な運動のため散歩に連れて行く
- 狂犬病やワクチンを打ちに病院に連れて行く
- 病気になったら病院に連れて行く
世話と言っても、することはこれくらいです。
子供と比べたら500倍ラクでしょ?
ごはんや市販のものを量ってあげるだけ。
水は水道から入れ物に入れるだけ。
トイレのシートを替えて、ケージの床をふけば掃除は終わり。
毛やツメは、月に一度トリミングに連れて行くだけ。
散歩はこちらの気晴らしにもなるし、小型犬は家の中を歩き回るだけでも大丈夫。
狂犬病は年に一度、ワクチンは3年に一度、病院に連れて行くだけ。
10歳くらいまでは、病気もほぼありません。
ごはんや病院に行くお金がない人にはすすめませんが、それくらいは問題ない人なら、自分の人生を豊かにするためにも、犬との生活を考えてみるのも楽しいはずです。
トイレや無駄吠えはしつけと素質しだい
私が犬を初めて飼う上で心配だったのが、部屋のあちこちでトイレをしないか、こちらのストレスになるくらい吠え続けたらどうしよう、というものでした。
これについては、ネットで何度も調べました。
調べた結果、しつけをするしかないという結論に至りました。
しつけが私にできるのか?
これはやってみないとわかりません。
最悪の状況を想像し、それでも飼いたいなら飼おうと考えました。
ネットの情報は様々です。
可愛くておとなしい小型犬が部屋の隅でこっそり用を足すのを放っておくブログも見ましたし、犬のしつけなんて叩いて怖がらせるしかない!という酷いブログも読みました。
しつけに対しては色々な考え方がありますね。
子育ての時もそうでしたが、私の考え方は「信頼関係を築くために愛情を注ぐ」ことが大事だと思っています。もちろん、甘いのも承知の上です。
おそらく自分の素質も大きく影響すると思うので、私のようなちょっとなめられがちな人間は、厳しくしたところでイラっとされて終わりです。
犬だって見抜くはず!
だったらせめて、愛情を注いでいることをわかってもらって、信頼した上でルールを守ってもらいたい。
それって変なのかな?
まあ、そんな感じで、しつけについては最悪の状況も想像しつつ、やれるだけのことはやろうと決めました。
シロの困った点は2つ
飼ってみた結果、シロは神経質で怖がりなので、音に反応して吠えることがあります。
特に人と犬と呼び鈴に反応します。
そのためワンルームの時は、宅配便やウーバーを頼むことができませんでした。
そのくせ電話は問題なく、仕事には影響ありません。
呼び鈴については慣れて来たのか、今は鳴っても吠えなくなりました。
(ちなみに、ピーンポーーンからピロピロピロの呼び鈴に変わったことも原因かもしれません)
動物病院やトリミングでも吠えなくなりました。
慣れと年のせいなのでしょう。
トイレはしつけで覚えましたが、時々マーキングする癖があり、マナーベルトを巻くこともあります。
マナーベルトは嫌がらないので助かります。
仕事で家を空ける時間が長い人は、犬が飼えるか心配だと思います。
子犬の場合は、ご飯をふやかしたり、何回にも分けてあげる必要があるので、フルタイムで会社に通う人には最初の数ヶ月だけ難しいかもしれません。
とは言え、私もシロを飼い始めた時はフルタイムの会社員でしたが、何とか子犬期を乗り切り、今に至っています。
保護犬など、ある程度大きくなった犬なら、問題なく飼えるかもしれません。
今はごはんも朝と夕方の2回ですし、シロは足が悪くて散歩が難しいので、仕事をしながらでもまったく問題なく一緒にいます。
私も今は会社員ではなく、ほぼ家で仕事をしています。
コロナの影響でテレワークになった人など、犬との生活がしやすくなっている人は増えているのではないでしょうか。
何かとストレスが溜まる世の中ですから、犬との暮らしで精神的な安定を手に入れるのも良いかもしれませんね。
アニマルセラピーというものもあるらしく、ペットを触ることで、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が脳内で分泌されるらしいです。
ペットの世話が負担にならない人には、犬との生活はおすすめですよ!