おはよう、ニッポン!
ども、shiroです。
40代半ばに独立を決めるまでは、会社で給料を上げるために頑張っていました。
目標管理とか、上司との面談とか、ポイントを押さえることで、給料は徐々に上がっていきました。
今思えば、給料が上がる最後の時代だったのかもしれません。
今から10年ちょっと前までの話です。
今は給料を上げるのが難しい時代です。
2018年に副業解禁になったのは、もう給料は上がらないから、あとは自分で稼いでね!ということなのかもしれません。
副業を許可する会社は、年々増えているようです。
私が会社員だった頃は、副業は絶対にダメ!と言われていました。
考えようによっては、逆にチャンスなのかもしれません。
私のようにいきなり独立するのは怖いと思います。
それが普通です!
いずれ独立したいなら、まずは副業から少しずつはじめてみるのがおすすめです。
今日は、副業からはじめるのがおすすめな理由と、副業から独立につなげる手順についてまとめますね。
この記事の内容
独立するなら副業からはじめるのがおすすめな理由
私は会社を辞めて独立しましたが、副業が可能な今、いきなり独立しなくても、副業からはじめるやり方もあります。
むしろ、そちらの方がおすすめだと、私は思います。
その理由は、次の通りです。
- 安定した収入があるから安心して副業に取り組める
- 副業なら周りからとやかく言われないからストレスも少ない
- 副業の収入がある程度出た上で独立すれば軌道に乗せやすい
1つずつ解説していきますね。
安定した収入があれば安心して副業に取り組める
私が会社員を辞めて独立したのは、今から10年前のこと。
たまたま会社が外資企業に吸収されることになり、今だ!とばかりに退職届を提出しました。
会社都合で辞めると、失業保険などでお得ですからね。
そのくせ失業手当は2ケ月しかもらわず、その後に開業しました。
長く失業手当をもらうと、独立開業へのモチベーションが下がると思ったからです。
独立なんて、勢いがないとできませんからね。
もちろん、勢いだけで独立すると、その後は結構キツイです。
仕事なんてすぐには取れませんし、知り合いに挨拶に行くと「会社にいた方が安泰なのにー」と言われ、知らない人が集まる場所に行くとひたすら営業される、そんな日々が続きます。
メンタルが弱い人は、すぐに辞めたくなるでしょうね。
何より自分の心を不安にさせるのが、収入の無い状態です。
お金って、本当に大事です。
何をするにもお金が必要です。
衣食住、すべてお金が要りますよね。
仕事をしたまま副業をすれば、給料はそのまま入ってきます。
収入は変わらないので、お金の不安がない状態で副業に取り組めます。
これは、本当におすすめです!
私の場合、貯金もある程度ある状態で独立しましたが、毎月減っていく通帳を見て、血の気が引きました。
開業3ヶ月後には不安でいっぱいになり、4ヶ月後には吐きながら異業種交流会などに出向いていました。
もちろん、周りにはそんな顔はできません。
40代半ばの独立は、可愛がってもらえる立場ではありませんから、強がるしかありません。
あちこち出歩き、人に会い、帰宅後にぐったり、という毎日でした。
副業なら、そんな心配はありません。
会社から帰ってから、または土日にしっかり時間を取って取り組んでいけばいいでしょう。
まあ、半年後に収入につながればいいか、なんて気持ちで進めれば、追いつめられることもありません。
副業なら周りからとやかく言われないからストレスが少ない
お金が入らないのも大きなストレスですが、周りからとやかく言われるストレスって、ホントに苦しいです。
軌道に乗った今、何がラクって、周りから何も言われないことです。
独立直後は、本当に色々なことを言われました。
会社を辞めるなんて、もったいない!
本当はクビになったらしいねー
営業とかやったことないのに、うまく行くわけないでしょー
そして、何よりきつかったのが、家族からの言葉です。
私には夫がいますが、夫より私の方が給料が良かったので、夫としては1日も早くこれまでと同じ収入にしてほしかったようです。
いつになったら売れるのよー!
これ、何度となく言われました。
私としても強がるしかなく、すぐに軌道に乗せるから!と、答えていました。
軌道に乗った今は、あれも𠮟咤激励だったのだと自分に言い聞かせていますが、何よりキツイ言葉でしたね。
結婚する時って、健やかなるときも病めるときもと誓いますが、どんな時でも支えてくれる人って、本当にすばらしいと思います。
私はそういう人になりたいなー。
副業なら、周りからとやかく言われないでしょう。
副業していることも、別に言う必要もないですしね。
会社に許可さえ取れれば、あとは黙々と進めればいいわけです。
副業の収入がある程度出た上で独立すれば軌道に乗せやすい
独立開業して、安定した収入が入るようになるまでに2年はかかると思います。
私の計算では、3年後に独立前の収入(給料)の1.5倍になれば軌道に乗った状態です。
どうしても、その人のスキル・能力・人柄によって差はつくものです。
独立前の収入は、ある程度、その人の能力を表すものだと思います。
3年で1.5倍になれば、かなりうまく行っていると言っていいはずです。
3年で独立前の1.5倍しかいかないのかと、ガッカリした人もいるかもしれません。
現実は厳しいです。
しかもこれは、副業ではなく、専業で頑張った結果の話です。
副業から始めた場合、今の給料を超えるくらい収益を出すのは難しいでしょう。
ただし、ある程度の収益が見込めるようになれば、その時に独立することで、その先は副業にベットできます。
副業を本業にする流れです。
どんなビジネスも、最初がとにかく大変です。
別の記事でも書きましたが、自分を知ってもらうまでに時間がかかるからです。
仕事をもらうにも、商品サービスを売るにも、まずは知ってもらう必要があります。
副業で下地を作り、自分を知ってもらい、スキルを高め、そこから独立すれば、いきなり独立するよりもかなり有利です。
まずは副業からはじめてみるといいでしょう。
1点、副業からはじめるデメリット
人間は怠け者です。
必要に迫られないと、なかなか動けないものです。
本業があり、収入があり、時間がない中で、わざわざ副業の時間を作り出し、コツコツ取り組むためには、強い意志が必要です。
副業をはじめるために必要なのは、毎日少しでも時間を取ることと、行動することです。
強い意志で自分で行動しなければ、いつまでもはじめられないでしょう。
最初は何をしても成果が出ないので、モチベーション維持も大変です。
成果なんて、最初は出なくて当たり前!
気楽に気長に続けましょう。
副業は、安心の状態ではじめられる分、自分との闘い、時間との闘いになります。
時間は誰にも平等に24時間しかありません。
本業以外に副業の時間を取るので、どうしても少ない時間での勝負となります。
副業のデメリットは、時間が少ないことです。
とは言え、収入と心の安定は大事です。
独立を目指すなら、まずは副業からはじめてみてください。